トップをねらえ2!5話

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物語の5年前、老科学者が彗星を調査中、不思議な光を見つける。
それは人のカタチをしており、ノ・ノ・リ・リ・コ、と呟く。
なんで真空中で呟きが聞こえるのかは謎だが、多くの人間が予想していた通り、ノノリリとはタカヤノリコのことらしい。
だけどこの一コマ目、彗星の尾が動いてない・・・ちゅうか止め絵の付けPAN?
今回は作画がやばいのかも。
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”宇宙怪獣”が実は人類を守るバスター軍団であることが明らかとなり、トップレスに対する風当たりが強くなる。
かつてのトップ部隊よろしく、というよりSAなみに失脚。トップレスは疾病扱いとなり、フラタニティは解体される。
軍警察次官が旧トップ5話の対策会議の出席者に似ている。
というより全体的に雰囲気は意識しているのだろう。
ラルクとチコを病院に見舞い、逆に鶴を折ってもらってよろこぶノノ。
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みずからを構成するすべてを失い荒れるラルク。そこにトラムから声を掛けたのは吹っ切れて明るくなったハトリ。
ハトリはラルクをバスターマシンの工場に案内し、修理中のディスヌフに会わせる。
数千年、歴代のトップレスとともに戦ってきた歴戦の勇士。その体内には代々のパートナーたちのメッセージが刻まれていた。
十六夜の声せぬ夜に一人行き、我はとどまり、彼は去りゆく」
忍び込んでいるところを若い上司に見つかり、平謝りに謝るハトリ。
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ガリの時をむかえてしまい、とちくるったニコラはノノを襲う。
4話では宇宙怪獣の肉を食い、5話ではバスターマシンすら喰おうというのか!
しかし運悪くラルクに発見され、取り押さえられる。
ラルク、襲われたのが自分じゃなくてショック。
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新たなる変動重力源の観測地点、宇宙怪獣の巣に向けて発進する艦隊と、見送るチコとハトリ。
チコもハトリも毒気を抜かれた、というよりノノに出会って良い具合に肩の力が抜けたんだな。
生きて歩くオールドナンバーのバスターマシンに張り合ってもしゃあない。
が、ニコラのこともあり複雑なラルク
絶滅した火星の最後の鳥の話をノノに聞かされるが、冷たくあしらってしまう。
これは『フランケンシュタインの怪物』テーマだなあ。
寄る辺なく友もなく、会うは許多の敵ばかり。
やがて宇宙怪獣の巣へ到達、ピケットラインを前にノノが一人先行。
しゅたっと手を挙げるその挨拶は・・・
十戒のごとく二手に割れ、ノノを通す宇宙怪獣。
もうちょっと構図を工夫して、スケール感を出して欲しかった。
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宇宙怪獣の巣の中心にあるブラックホールエグゼリオ。
一万二千年前、太陽系絶対防衛戦で自沈したエクセリオンが発生させたブラックホールである。
ちょっとなまってるけれど、まだ記録は継承されてたのね。
この微妙な訛りが”オカエリナサト”の伏線だったりして。
しかしおかしいな。ガンバスターが帰還する時期が舞台だとすると、ユングが目覚めているはずだが。
ブラックホールから出てこようとする宇宙怪獣に対し、マイクロブラックホールを大量発生させ封じ込めようとするノノ。しかし現代から見れば超技術と言うほか無いその攻撃も、宇宙怪獣には通じず、ついに姿をあらわす。
見えている一部分だけで1万2千km、地球より大きい。w
ラルクの乗る旗艦もあえなく轟沈。この爆発は庵野のタイミングじゃないなあ。
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なんかノノ、変身したら頭良くなってないか?
予定調和的にノノが現れ、拘束具の鍵を錬成してラルクを助け出す。
変わったのはノノじゃない、私だ・・・って、まあそりゃねえ。
この辺のシーン、北村薫の『夜の蝉』を思い出してしまった。
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爆発する旗艦から脱出するノノとラルク
ラルクはディスヌフを呼び出し、エキゾチックマニューバで雷王星を物質移動し宇宙怪獣に激突させる。
んが、ブラックホールから抜け出てきた宇宙怪獣に、そんな攻撃は効かなかった。
ん〜ここももそっとレイアウトを工夫してスケール感を出して欲しかったなぁ。
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雷王星中心核でマイクロブラックホールを生成、エグゼリオとの相乗効果で宇宙怪獣を倒す作戦を立案する艦隊参謀。
しかしエクセリオンの時ですら地軸が歪んだのに、もう一個ブラックホールを作って大丈夫か。
ノノはなぜか作戦に従わず、ラルクの元を去ってしまう。
築かれた宇宙怪獣の壁の向こうで作られていく人型は・・・ダイバスターなんだろうなあ。
枢密参謀院がアップルシードのオリンポスちっく。
枢密ってことは元首の補佐だろうけど、これが大統領が出る複線かねえ。
ちゅうかガンバスターが帰ってくるってえ雰囲気じゃなくなってきたんだが。
今回は4の大展開を受け手のクールダウンの回かな。
まあそれでも十分に盛りだくさんで面白かったが。

EDがインストになってたのは音量調節がおかしくなったかと一瞬うたがった。
最終話はOPなしかな?
毎度有名SF作品から取られる庵野作品の最終話タイトルだが、今回は『あなたの人生の物語』。
テッド・チャンか。こりゃまた新しいな。
え〜っと、モノリスみたいな通信端末越しに宇宙人とコミュニケーションを録りながら言語や文化を解明していく話だったっけ?で、その課程で自分自身の人生も紐解いていくことになる、と・・・なんか違うな?



勢い余って白黒アニメを見てしまう。
top6
何年経ってもド感動のエンディングだなあ。
SFにしか出来ないセンスオブワンダーを感じさせてくれた。
それにしてもエンドロールの画面ってビスタサイズじゃなかったのか・・・
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5 もっと勇気を!
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