ヒトラー 最期の12日間

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製作総指揮:クリスティーネ・ローテ
製作:ベルント・アイヒンガー
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本:ベルント・アイヒンガー
原作:ヨアヒム・フェスト / トラウドゥル・ユンゲ / メリッサ・ミュラー
撮影:ライナー・クラウスマン
美術:ベルント・レペル
音楽:シュテファン・ツァハリアス
衣装:クラウディア・ボブジン
特撮:ヤン・クルップ / トーマス・ツァウナー
出演:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ラーラ、コリンナ・ハルフォーフ、ウルリッヒ・マッテス、ユリアーネ・ケーラー、ハイノ・フェルヒ、クリスティアン・ベルケル、マティアス・ハービッヒ、トーマス・クレッチマン、ミヒャエル・メンドゥル、アンドレ・ヘニッケ、ウルリッヒ・ノエテン、ビルギット・ミニヒマイアー、ロルフ・カニース、ユストゥス・フォン・ドーナニー
(2004/独=伊=オーストリア)
梅田ガーデンシネマにて19時から鑑賞

アドルフ・ヒトラーという男が、決して特別な悪ではなく、ただの人間であったことをまざまざと描き出している。それにより観客を思考停止の淵から救い出し、あのとき現場にいた人間の狂騒、狂気、盲信、そしてすくなからぬ賢明な人々が存在していたことに気付かせてくれる。
すばらしい映画だった。諸手を挙げて賞賛する。
それにしても、ブルーノ・ガンツヒトラーは当然としても、カイテルとゲッべルスはよく似ていた。