まあいろいろと

帰宅し2chを見ていて大叔父殿の死亡を知る。
正しくは3歳から17歳まで私の母であり、妹の実母である人の叔父にあたる人物である。
大叔父殿の母親、つまりは当時の曾祖母には三宮の映画館にカリ城を観に連れて行ってもらった。
曾祖母殿にはよくフレンチトーストを焼いてもらった。
震災の時、全壊した家を訪ね、私は始めて曾祖母の死を知った。
その納戸には、取り壊されるまで私が小学生のときに作りかけたアッガイのプラモが置いてあったはずである。
後年、SFを好むようになって、一度は大叔父殿に会いたいと思い、両親が離婚したことでその夢はかなわぬ物となった。
しかしそれでもいつかどこかで会ってやろうと、心の片隅で思い続けていた人物の死。
矢野徹氏の冥福を祈る。
すばらしい作家だったし、翻訳者だった。


↑かなり酔っている