涼宮ハルヒの憂鬱

ニコニコでついうっかり「涼宮ハルヒの憂鬱」を全話見てしまった。
らき☆すた」流れで来たらしいコメントの多さに、時の流れを感じた。
「こんな作品だったのか」のコメには、いったいどんなアニメだと
思っとったのかと。
また、あいもかわらずエヴァエヴァというコメントにはゲンナリ
ただまあエヴァは、古くからあるSF、各種映像作品のネタの寄せ集めで、
内容にはまったく持って目新しいところは無かったのだが、
それらを構成し、エンターティンメント作品に仕立て上げた腕が良かった。
少なくとも24、25話で缶ビール片手に爆笑できる作品であったのは確かだ。
そういう意味では和製ハイペリオンっぽいハルヒと比較したくなるのは
わからんでもないかなという気はする。
しかし演出の山本寛もブログで押井監督の映像理論は古いなんて言いつつ、
高速道路のシーンじゃ音楽はBDの喫茶店、レイアウトはP2の高速道路のまんま、
学園祭では純喫茶第三帝国まで登場するとなると、おまえ俺らの同類だろうと
半ば確信に似たものを感じてしまう。
しかし京アニもヤマカンを放出するなんて、バカなことをしたもんだ。
こういう頭の良いバカ(褒め言葉)を使いこなせるかどうかが、
会社の度量が試されるところだと思うのだがが・・・・
いや、一般企業の場合。

しかし定期的にWikiのヤマカンの項目をチェックしているのだが、
どうなっていくんだろうねえ。
IGあたりに流しの演出家として出現したら非常におもろいのだが。